大手消費者金融でもちょっと違う？アコムやプロミスなどの特徴を総ざらい

はじめに

個人でお金を借りたいと考えている方であれば、その利便性の高さから消費者金融を検討する方も増えてきました。しかし消費者金融と一言で言っても、実際に信用情報機関に登録している貸金業者は1,000社以上に上ります。そんな中から自力で探すとなるとなかなか骨が折れますが、初めて消費者金融を利用する方であれば大手消費者金融に決め打ちしても特に問題ありません。
この記事ではアコムやプロミスといった大手消費者金融の特徴を、各社でまとめて比較しやすくしました。大手消費者金融でお金を借りたいと考えている方は、ぜひこの記事の内容を元に選んでみてください。

1.大手消費者金融を利用するメリットとは

大手消費者金融と言えばCMも頻繁に放送されているため、これまで消費者金融を利用したことのない方であってもその名前くらいは聞いたことがあるはずです。大々的に宣伝している大手消費者金融では、中小規模の消費者金融を利用するよりも数多くのメリットが存在します。以下で具体的なメリットを確認しておきましょう。

1-1.即日融資が可能

大手消費者金融では即日融資を謳っているところも多く、融資の申し込みから審査完了までの時間が短い傾向にあります。もし即日融資が可能であれば、緊急でお金が欲しい場合にも非常に便利です。

1-2.無利息期間がある

大手消費者金融の場合では一部を除き、無利息期間を設けています。基本的には初回借入から30日以内に設定しているところが多く、この無利息期間であれば何度借りても利息は0円で済みます。利息の返済がなければ元本だけの返済で済むため、借りる側としてはありがたいの一言に尽きます。

1-3.Web上で申し込みが完結できる

中小規模の消費者金融であれば実店舗に来店して申し込みを済ませる必要がある一方で、大手消費者金融であればWeb上で申し込みを完結できます。

1-4.借入や返済方法が豊富

大手消費者金融では借入および返済方法の種類が豊富であるため、この点でも利便性が高いと考えられます。例えばコンビニATMで利用手数料無料で返済できるだけでも、いちいち銀行まで足を運ぶ必要がないので時間と手間を省けます。

1-5.自宅に郵送物が届かない

家族に消費者金融を利用していることを隠したい方にとっては、自宅に郵送物が届かない点もメリットと言えるでしょう。また大手消費者金融であれば会社の在籍確認の電話連絡がない場合もあるため、その点でもバレる心配が限りなく低いと考えられます。

大手消費者金融の場合では顧客目線でのサービス展開が多いため、利便性が高く周囲にその事実を隠しやすい点は非常に魅力的です。また大手では上限金利も18%前後のため、中小規模の消費者金融と比べても金利は低く設定されています。
ヤミ金のような違法な取り立てや金利設定もないため、期日さえ守って利用していればこれほど便利なサービスもありません。

2.大手消費者金融各社の特徴を総ざらい

大手消費者金融を利用するメリットについて紹介したところで、この章では次に大手消費者金融各社の特徴についてそれぞれ紹介していきます。今回はプロミス、アコム、レイクALSA、アイフルの4社に絞り紹介していきます。

2-1.プロミス

三井住友銀行グループの子会社であるSMBCコンシューマファイナンス株式会社が運営するのが、大手消費者金融として知名度の高いプロミスです。親会社が銀行ということから安心感を感じやすく、大手消費者金融の中でも圧倒的な人気を誇ります。
プロミス自体の創業も1962年と古く、大手消費者金融の中でも老舗の消費者金融となります。そんなプロミスを利用することで受けられるメリットは以下の通りです。

①初回利用日の翌日から無利息期間が適用される
プロミスでは初回利用日の翌日から30日間、無利息期間が適用されます。プロミスの場合では他社と違い初回利用日の翌日から適用されるため、契約日の翌日からカウントされる場合よりも時間的に焦る必要がありません。

②上限金利が若干低め
大手消費者金融の場合では上限金利を18%にしているところが多いのに対し、プロミスでは上限金利を17.8%と若干低めに設定しています。わずか0.2%の差ではありますが借入期間が長期化する可能性がある方にとっては、この0.2%の差が非常に大きいのです。

③最短30分で審査可能
プロミスでは最短30分で審査完了することを謳っているため、融資開始まで含めても最短1時間で全て完了する可能性があります。

④返済方法が豊富
プロミスでは返済方法が豊富なため、自社ATM以外にも提携ATMやコンビニATMでも返済することができます。またゆうちょ銀行と提携しているのは大手の中だとプロミスだけなので、その点は特筆すべき点でもあります。

プロミスを継続的に利用するとポイント会員制度により、ポイントの溜まり具合に応じて1週間無利息や提携ATM手数料無料などのサービスを別途受けることができます。

2-2.アイフル

CMでもお馴染みのアイフルは、接客対応の良さが大手の中でも特に良いと定評があります。しかし接客対応の良さ以外にも以下のようなメリットがあります。

①公式アプリから申し込みできる
アイフルでは公式アプリを利用することで、スマホから申し込みを完結させることが可能です。特に書類提出についてはスマホのカメラで書類を撮影して送信するだけで済むので、書類提出の手間が省けて非常に便利です。

②コンビニATMから借入できる
アイフルではコンビニATMからの借入も可能です。例えばローソンATMなら一回の取引で20万円まで、セブン銀行の場合では紙幣枚数が一度に50枚までであれば借入することができます。

③おまとめローンがある
アイフルでは「おまとめMAX」というおまとめローンがあるため、複数社から借入している方でもアイフル一本にまとめることが可能です。借入を一本化できれば月々で発生する利息額も減り、借入残高の返済がより早く済ませられます。

④女性専用のフリーダイヤルがある
女性の方の中には男性と話すことに抵抗がある方もいますが、アイフルでは女性専用のフリーダイヤルが利用可能です。専属のスタッフがこちらの質問に対して丁寧に回答してくれるため、利用前に不安を解消しておきたい方にぴったりのサービスと言えるでしょう。

高い接客力に定評のあるアイフルの公式サイトでは、専用チャットロボットがあなたの疑問に答えてくれるサービスも提供しています。清海のある方は、事前に質問して不安を解消しておいてもいいでしょう。

2-3.アコム

プロミスと同じく大手消費者金融の老舗であるアコムも、CMでよく見かける方が多いのではないでしょうか。そんなアコムを利用すると以下のようなメリットがあります。

①カードローン機能付きのクレジットカードがある

アコム最大の特徴と言えば、大手消費者金融の中で唯一カードローン機能付きのクレジットカードを提供している点が挙げられます。カードローン機能付きのため普段はクレジットカードとして使用し、いざという時にはカードローンを利用することも可能です。

②融資限度額が高い
アコムの場合では他社よりも融資限度額を高く設定しており、その上限額は800万円です。上限額が高いということはそれだけ借りたお金の使い道が広がることでもあるので、高収入の方にとってはこの点もメリットとして感じられるはずです。

③自動契約機がある
アコムでは自動契約機の「むじんくん」があるため、自動契約機を利用すればその場でローンカードを発行してもらえます。この点は自動契約機の設置台数が多い都心部では利便性が高いと言えるでしょう。

④融資スピードが速い
アコムの場合でもスピード融資を謳っているため、最短30分で審査の回答を貰えます。なるべく早くお金を借りたい方にとってはありがたいサービスです。

アコムの場合では融資限度額も含めアイフルとスペックがそれほど大差ないため、どちらを利用した場合であっても条件面ではそれほど違いを感じられないかもしれません。

2-4.レイクALSA

2018年に消費者金融として新たに登場したレイクALSAは、取扱会社が実は2度変わったちょっと変わった経歴を持つ消費者金融です。しかしそのスペックはその他の大手消費者金融と比較しても遜色なく、利用者からの評価も上々です。そんなレイクALSAのメリットは以下の通りです。

①審査速度がとにかく速い
他の大手消費者金融でも審査完了まで最短30分と謳っているところが多いですが、レイクALSAの場合では最短15秒で審査結果を回答すると謳っています。スマホアプリから必要事項を入力すれば、申し込み完了画面ですぐさま審査結果を表示してくれます。

②無利息期間が長い
レイクALSAでは他の大手消費者金融よりも無利息期間が長めに設定されており、借入金額の全額が30日間無利息か、もしくは借入金額5万円まで180日間無利息かのどちらかが適用されることになります。

③カードレスでも利用可能
レイクALSAではローンカードなしでもカードローンを利用可能なため、スマホさえあればいつでもお金を借りることができます。スマホから銀行口座を指定して振り込むことができるのは、レイクALSAの嬉しいメリットと言えるでしょう。

ただしレイクALSAでは無収入の専業主婦の方は申し込めないため、その点は事前に知っておいてもいいかもしれません。

まとめ

今回は口コミでも評価の高い4社のみに絞り紹介しましたが、大手消費者金融では基本的にどの会社のサービスも利便性が高いことに変わりありません。しかし細かく比べてみるとスペックが若干変わってくることも事実ではあるため、利用先を決める際にはどの条件を最優先したいのかを事前に決めておけばまず迷うことはないはずです。ただし大手消費者金融であっても総量規制の対象ではあるため、希望額が年収の1/3以内でなければお金を貸してもらえないのでその点は注意しましょう。