無利息ローンはある!
まず、初めに結論を言ってしまうと「無利息のローン」は存在します。
消費者金融のCMや広告を目にして知っている、という方も少なくないかと思います。そして、”無利息のローン”というのは大変魅力的な言葉ですし、「今月3万円だけ足りない」「給料日前なのに、急な出費ができてしまった」など、今すぐお金が必要な方にとっては、まさに救世主のような存在です。
そこで今回は、無利息ローンについての簡単な説明を兼ね、無利息で借りられる消費者金融について紹介していきたいと思います。
「今すぐに現金が必要!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
無利息ローンを組む前に注意すること
無利息ローンだからと言って、闇雲に借りてしまうと後々痛い目をみます。
確かに無利息期間内に完済すれば利息はかかりませんが、本来なら重く考えるべきである「借り入れ」という行動を安直な気持ちでするべきではありません。
ここで紹介することは基本的なことですが、最低限守って欲しいことなので、自分の現状と照らし合わせながら、無利息ローンを組むべきかどうか判断してください。
返済の目処はついているか
無利息ローンは、銀行と比べて比較的借りやすい傾向にあります。
会社員であれば当然借りられますし、一定の収入の見込みがあれば、アルバイトでも借り入れできるケースもあります。
しかし、「返済可能である」ことが絶対条件です。
もちろん返済の目処がない場合は、借り入れ審査段階で落とされるので特に心配はありませんが、「何月の何日までに確実に返済できる」か必ず確認しておくようにしましょう。
高額の借り入れも可能だが…
借入金額を「5万円以内は無利息」と定めている企業もありますが、大手金融機関をはじめとして、多くの金融機関は、10万円以上の高額借入が可能です。
しかし、10万円を超える金額を借りたとして、期日以内に完済することができますか?
無利息の期間は、大体30日と設定しているため、長期的な返済計画は立てられません。
さらに、当然この期間を過ぎてしまうと利子が発生していきます。
先ほどの”返済の目処がついているか”という内容と被りますが、
「無利息だから、多めに借りても大丈夫」
と思うのではなく、本当に必要な分だけ借りるようにしましょう。
※借入金額や期日は、企業ごとの規定がありますので、後ほど詳しく紹介いたします。
本当に今すぐ必要なお金なのか、再確認する
「無利息」という言葉に釣られると、お金を借りることのハードルが一気に下がりますが、「本当に今すぐ必要なもののための借入なのか」何度も考えてからローンを組みましょう。
特に、収入に不釣り合いな出費を目的として借り入れをしたり、無駄な消費や浪費に繋がる借り入れをしてしまうと、後々困る羽目になります。
また、殆どの方は大丈夫だと思いますが、現在あるローンを返済するために新規でローンを組むといったことは絶対に避けてください。
無利息ローンの”覚えておきたいルール”
無利息ローンを組む前に、まだ必要なステップがあります。
それは、”覚えておくべきルール”を知っておくことです。
特に、契約内容に関しては聞きなれない言葉がありますし、ほんの少しの日本語の違いで意味合いが全く違うものもあります。
借り入れをした後に気づいて「こんなはずじゃなかった」と思ってしまっては遅いですから、必ず確認するようにしましょう。
借り入れが初めてか?
企業によって異なりますが、無利息ローンを組むことができるのは「当社で初めて契約する方のみ」としている場合があります。
ですので、同じ企業で一度借り入れをしたことがあると、無利息ローンを契約することができません。
”契約日から”か”初回借り入れ日から”か?
後ほど企業ごとに詳しく説明しますが、無利息で借りられる期間は、”契約日から”か”初回借り入れ日から”かで異なります。
まず「初回借り入れ日から〇〇日間無利息」というのは、文字通りあなたが借り入れをしてから利息期間がスタートします。
ですので、好きなタイミングで借りることができます。
一方「契約日の翌日から30日間無利息」という場合は注意が必要です。
無利息期間は、”契約した日”から始まっていますので、あなたが契約日の一週間後に借り入れたら、無利息期間は23日になります。
この違いをしっかりと考慮に入れておかないと「返済期間に完済したつもりが、利息がついてしまった」ということになりかねませんので、契約する前に必ず確認しておきましょう。
無利息の返済期間がすぎると利子がつく
企業が設定している無利息の期間を1日でも過ぎてしまうと、金利が発生してしまいます。
そのため繰り返しになりますが、必ず期日内に返済ができる方だけ借りるようにしましょう。
「無利息の期間が30日”だけ”ある」と捉えるか、「無利息の期間が30日”も”ある」と捉えるかはあなた次第です。
しかし、現在借金で苦しんでいる方の多くが”利子”を甘くみていたことが原因ですので、無利息で借りるのであれば、無利息のうちに返済するようにしてください。
甘えの心がなければ、無利息ローンはメリットだらけ!
無利息とはいえど、お金に関する問題は深刻ですので、今までネガティブな部分についてみてもらいました。
やはり、お金の管理ができない人や自分に甘い人は、無利息でお金を借りられる旨味を知ってしまったばかりに、利子付きのローンを簡単に組む傾向にありますからね。
しかし、あなたが本当に「期間内に返済する!」という強い意志があるのであれば、無利息ローンはメリットだらけだと言えるでしょう。
無利息であること
当然なのですが、やはり無利息であることは大きなメリットです。
このご時世、たとえ1日であっても、利子無しでお金を貸してくれる所なんてほとんどありません。
もちろん、家族や友達に頼めば利子無しで貸してくれるかもしれませんが、「あの人お金ないんだ〜」と思われたら嫌ですし「そもそもお金がないことがバレたくない」という方もいるでしょう。
自分のプライドを守りつつ、無利息で借りられるなんて、本当に素晴らしい制度だと思います。
理想の未来を”今”手に入れられる!
「お金があれば出来たのに・・・。」と後悔していることはありませんか?そして、その時「利子がなければなぁ〜」と思って、借り入れを渋ったのではないでしょうか?
やはり、利子付きのローンを組むのは、なかなか抵抗があるかもしれません。
そんな時でも無利息ローンであれば、気兼ねなく”今すぐ”あなたの手に入れたい未来を実現できます。
特に「欲しい商品が、たまたま本日だけセールだった」「恋人との予定が取れたのに、給料日前なので現金がない」このような理由でお金が必要なのであれば、無利息ローンを組む価値がありそうですね。
まとめ:無利息ローンだからといって”安易な気持ち”での借入は絶対にNG!
今回は無利息ローンについて紹介してきましたが、「ちょっとぐらい借りようかな」「無利息期間に返せば大丈夫だろう」という気持ちで、借り入れをするのは非常に危険です。
自分に厳しく、決められた期日内にしっかりと払える方なら良いですが、一度借りてしまうと何度も借りたくなりますし、そのうち「利息があっても、ちょっとなら良いか」という思いが頭をかすめ始めます。そして、気がついたらローンを組むことに慣れてしまい、気がついたら借金をしていた…。なんて風にはなってほしくありません。
ですから「絶対に無利息の期日以内に返済する!」と固く決心できる方でなければ、家族や友達に頼んで、一時的に借してもらう方がよっぽど正しい選択です。色々と悩むこともあるかと思いますが、借り入れをする決断するのは”あなた”ですので、後悔のない選択をしていただければ幸いです。