建設業も含めたプラント業界転職サイト「プラント特区」とは

はじめに

日本国内にあるモノを作るのが製造業の主な仕事であり、広義の製造業としては建設業も含まれます。建設業は2020年に東京オリンピックが控えていることもあり、史上まれに見る建設ラッシュの最中にあると言えるでしょう。そんな好景気に沸く建設業ですが、慢性的に人手不足があることでも知られています。新たな人材を雇いたいけどなかなか人材が集まらない企業と、どの転職支援サイトを使えばいいのか分からない求職者とを結ぶ転職求人プラットフォーム、それが「プラント特区」です。

この記事ではそんなプラント業界専門で求人を掲載する、プラント特区について解説しました。建設業で仕事を探す方にとって使いやすいサービスとなっているので、転職活動を考えている方は同サービスを一度利用してみることをおすすめします。

▼参考サイト▼

プラント特区

https://p109.jp

 

1.プラント業界の概要

冒頭でプラント特区について紹介した際に、「プラント業界」という言葉を使いました。ただ建設業に身を置く方であれば、プラント業界という言葉自体にあまり聞き覚えがないかもしれません。この章ではまずプラント業界とはどういった業界であるのかを、簡単に紹介しておきます。

1-1.プラント業界とは何か

そもそも「プラント」とは「製造工場」や「製造設備」のことを指しており、プラント業界と一言で言ってもさまざまな製造物を取り扱う業種があります。例えば食品を製造するプラントもあれば、薬品や日用品などを製造するプラントもあります。ただ製造工場や設備のことをプラントとは言いますが、その工場で何かを製造する業態のことをプラント業界とは呼びません。

つまりプラント業界とは「プラント作成の施工管理、プラントの維持・修繕など、プラントに関する専門工程に特化した業態」のことを指します。また製造工場や設備に関する仕事を行う専門家のことを「プラントエンジニア」と呼びます。

1-2.プラント業界の仕事内容

プラント自体は製造工場のような大規模設備となるため、プラント内には設計や製造、品質検査など多岐にわたる業務が存在します。数々の工程があるため、それだけ多種多様な専門知識やスキルを持った専門家が必要と言えます。もちろん全ての工程を一人でこなすことは不可能なので、さまざまな工程に携わるプラントエンジニアが必要となる訳です。

建設業と言えば建設物を建てる仕事のイメージが根強いですが、プラント業界では建設物を建てる業務内容とはまた違ったスケールの大きさが醍醐味です。

プラント業界ではプラントを作る仕事が多くなりますが、細かな業種については実に多種多様と言えます。実際の求人情報を確認しなければどういった業種で働くことになるか想像しにくいため、まずは希望する業種の求人情報をよく確認してから転職するようにしなければイメージとの齟齬に後々苦しむことになりかねません。

1-3.プラント業界の今後

国内でのプラント建設数には限りがあり、近年では海外におけるプラント製造も重要視されるまでになりました。海外では主にアジアや中東などの新興国が取引相手となることが多く、東南アジアでの業務量が比較的多い印象です。

日本国内ではプラントを新規建設することはあまりなく、基本的には既存プラントの維持・改修などが主な業務内容となります。ただし売上好調により既存プラントの設備強化に乗り出す企業もあるようです。

1-4.プラント業界の求人動向

これは建設業全般に言えることではありますが、プラント業界もまた同様にプラントエンジニアが慢性的に不足しています。バブル崩壊後に大規模なプロジェクトに携わった企業が少ないこともあり、経験値の乏しい中堅管理職に収まったことが起因とされています。そのせいで中堅管理職以下のプラントエンジニアが、教育不足のため上手く育たなくなったようです。

基本的にはメンテナンス業務がメインだったプラント業界ですが、プラント設備の増強に伴い求人情報が以前より多く掲載されるようになりました。

そのためプラントエンジニアに転職する建設関係の方も増えてきました。スキルアップのために正社員としてプラントエンジニアになる人もいれば、さまざまなプロジェクト参加が叶う派遣スタイルで働く人もいます。プラントエンジニアとしての働き方は人それぞれであり、自分の思い描くキャリアプランに合わせて求人を選別することができる環境が今のプラント業界にはあります。

2.プラント業界専門のプラント特区とは

そんなプラントに携わる業務が中心のプラント業界ですが、一般論として建設業界特化型の転職求人サイトは数が限られています。一般職に混じって有名転職求人サイトに掲載されていることも多く、そうなると募集されている業種がバラバラだったりします。もしかしたら自分が閲覧した転職求人サイトで、プラント業界関連の求人が見つからないということもあるかもしれません。

そんな不安なく利用できるプラント業界専門の転職求人サイトとして、プラント特区があります。プラント特区とは名前通り、プラント業界に特化したプラントエンジニアのための転職求人サイトと言えます。プラント特区であれば自分が希望するプラント業界の業種が見つかりやすく、また求人情報を掲載している会社とチャットで手軽に連絡をとることができます。

2-1.プラント特区の対応職種

プラント特区の対応職種の一部を抜粋すると、以下のようなものがあります。

・機器、機械エンジニア

・土木、建築エンジニア

・現場施工管理

・現場安全管理

・プロセスエンジニア など

プラント特区ではプラント関連の求人情報を掲載しているため、他の転職求人サイトよりも自分の希望に近い職種の求人が見つかる可能性が高くなります。

2-2.プラント特区の対応業種

またプラント特区の対応業種を、以下に抜粋しておきます。

・石油精製

・再生可能エネルギー

・スマートグリッド

・航空宇宙

・医薬 など

プラント特区では実に多種多様な製造物を作るプラントに携われる求人が掲載されています。プラントの製造物が何であるかによっても業務内容が変わってくるため、自分の希望する業務内容にどのプラントであれば関われるかを事前に調べておくことも必要かもしれません。

2-3.プラント特区の対応雇用形態

プラント特区では正社員だけでなく、契約社員や派遣社員の求人情報も取り扱っています。正社員として一つの会社で長く働くこともできますし、派遣社員としてさまざまなプロジェクトに携わることもできます。

プラント特区ではプラント業界専門にすることで求職者だけでなく、企業や人材会社にとってもメリットのある転職求人サイトになっています。ただ特定の転職求人サイトに絞って利用する場合では、どうしても気になるのがその転職求人サイトならではのメリットがあるかどうかです。

次章ではプラント特区ならではのメリットについて解説していきます。

3.プラント特区のメリットとは

一般的な転職求人サイトを利用するのではなくプラント特区を利用した場合では、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。この章では最後に、プラント特区ならではのメリットについて紹介しておきましょう。

3-1.プラント業界のみの求人情報に限られる

プラント特区を利用する最大のメリットとしては、やはりプラント業界に限定された求人情報が多数掲載されていることが挙げられます。プラント業界だけに限定されているため、プラント業界関連でも細かな業種や職種に的を絞って求人情報を検索することができます。プラント業界専門だからこそ、自分の思い描く仕事ができる求人情報が見つかりやすいとも言えるでしょう。

3-2.双方向からのアプローチが可能

近年では求人媒体が増えたこともあり、企業側がただ求人情報を掲載して待つばかりでは応募者がなかなか集まらないことも増えているのが現状です。人材を探す企業側も待つだけではなく、自ら求職者に働きかけなければならないため、プラント特区では双方向からのアプローチが可能となっています。

例えば求職者が自分の希望通りの求人情報を見つけた際に自らオファーすることはもちろん、求職者の個人情報を見て求める人材像と合致する場合には企業側からオファーをされることもあるという訳です。企業側からオファーされた業種によっては自分の希望するところではないかもしれませんが、それだけ求人情報を目にする機会が増えるため、あるいはオファーを受けた企業の中からも魅力的な企業が見つかるかもしれません。

3-3.匿名制で利用できる

プラント特区にはプラント業界の企業が数多く求人情報を掲載するため、プラントエンジニアとして今もなお働く求職者が籍を置く企業が求人情報を掲載しているということも恐らくあるはずです。「転職活動はしたいけど在籍中の会社には知られたくない」という人でも、プラント特区であれば匿名制で転職活動ができるためその事実を企業に伏せておくことができます。

3-4.ブロック機能がある

プラントエンジニアとして働く人の中には、「現在在籍中の企業や仕事を請け負っている取引先に万が一にも知られたくない」と考える人もいるかもしれません。そんな時にはブロック機能を利用することで、勤務先や取引先の特定企業にだけは自分のプロフィールを表示させないといった操作も行えます。

プラント特区のさまざまな機能を利用することで、転職活動をより有利に進めやすくなることはまず間違いありません。

 

まとめ

プラント特区では求職者として利用する場合には、全ての機能を無料で利用することができます。一般的な転職求人サイトでは見つからないような求人情報が、プラント特区であれば意外と早く見つかる可能性もあります。

プラント業界に絞って転職活動をしたいという人は、まずはプラント特区への無料登録からさっそく始めてみましょう。