助成金

2023/12/08

【2023年度】あらゆる業種が対象!最大450万円給付のIT導入補助金の申請について

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はじめに

今年の10月よりインボイス制度が導入されるなど、中小企業の経営環境は大きく変化しています。その中で業務効率化やDXなどに向けたITツールの導入を支援する補助金として「IT導入補助金」が存在します。 コロナ不況からの脱出が見えてきてはいるものの、労働市場における人材不足は深刻であり、ITツールを活用した経営効率化は必須となっています。
この記事ではIT導入補助金の申請について説明をしていきます。

IT導入補助金2023年度の申請方法とスケジュール

IT導入補助金2023年度の申請方法とスケジュールについて詳しく解説します。IT導入補助金とは、中小企業や小規模事業者がITを導入する際に、経済産業省から補助金を受けられる制度です。IT導入補助金を利用すると、最大で450万円の補助金を受けることができます。IT導入補助金は、事業の生産性や経営の効率を向上させるための有効なツールです。この記事では、以下の内容を詳しく解説します。

  • IT導入補助金の申請方法と必要な書類
  • IT導入補助金の申請スケジュールと受付期間
  • IT導入補助金の申請に関するよくある質問と回答

この記事を読めば、IT導入補助金の申請に関する基本的な知識や注意点を把握できます。IT導入補助金を利用して、事業の生産性や経営の効率を向上させましょう。

1.IT導入補助金の申請方法と必要な書類

2023年度は、前期と後期の2つのサイトに分けて申請を受け付けます。前期は2023年7月31日まで、それ以降は後期となります。複数回に分けて締め切りがあるため、スケジュールの詳細に関しては下記公式サイトを参照してください。
IT導入補助金公式サイト(後期)
IT導入補助金公式サイト(前期)
この章では、IT導入補助金の申請方法と必要な書類について詳しく解説します。

IT導入補助金は、

  1. 通常枠(A・B類型)
  2. セキュリティ対策推進枠
  3. デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)
  4. デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)
  5. デジタル化基盤導入枠(商流一括インボイス対応類型)

の5つの枠に分かれています。それぞれの枠には、異なる申請方法が設定されています。
ここでは、補助金額が最大の通常枠(A・B類型)に関して申請方法を解説します。他の枠に関しても大きくは変わりませんが、詳細は公式サイトでご確認ください。
IT導入補助金の申請方法は、以下のステップになります。

1. 申請者の登録
申請者は、IT導入補助金のポータルサイトにアクセスして、gBizIDというIDを取得します。gBizIDは、中小企業庁が提供する中小企業のための統一IDです。gBizIDを取得するには、事業者の基本情報や代表者の情報などを入力する必要があります。gBizIDの取得は無料ですが、事前に準備が必要ですので、申請期間に間に合うように早めに行ってください。

2. 申請書の作成
申請者は、IT導入補助金のポータルサイトにログインして、申請書を作成します。申請書には、以下の内容を記載する必要があります。

項目名 内容
申請者基本情報 代表者氏名、代表者フリガナ、代表者メールアドレス、代表者電話番号、gBizIDプライムアカウントID、SECURITY ACTION宣言アカウントID、みらデジ経営チェック実施アカウントIDなど
申請者事業所情報 事業所名称、事業所フリガナ、事業所郵便番号、事業所住所、事業所メールアドレス、事業所電話番号、事業所FAX番号、事業所ホームページURL、事業所設立年月日、事業所従業員数、事業所売上高など
申請者事業内容 事業内容の概要、事業の特徴や強み、事業の課題や改善点、IT導入の目的や効果、IT導入の計画や予算、IT導入の実施体制やスケジュール、IT導入の成果報告の方法や指標など
IT導入支援事業者情報 IT導入支援事業者の名称、IT導入支援事業者の登録番号、IT導入支援事業者の担当者氏名、IT導入支援事業者の担当者メールアドレス、IT導入支援事業者の担当者電話番号など
ITツール情報 ITツールの種類、ITツールの名称、ITツールのベンダー・サービス事業者、ITツールの補助率、ITツールの補助上限額、ITツールの購入費用、ITツールの導入費用、ITツールの導入数量など

3. 申請書の提出
申請者は、申請書を作成したら、IT導入補助金のポータルサイトから電子的に提出します。申請書の提出は、申請期間内に行う必要があります。

IT導入補助金の申請に必要な書類は、以下のとおりです。

  • 法人の場合
    • 履歴事項全部証明書(発行から3か月以内のもの)
    • 法人税の納税証明書(その1またはその2)(直近分のもの)
  • 個人事業主の場合
    • 運転免許証または運転経歴証明書または住民票(交付申請日が有効期限内のもの)
    • 所得税の納税証明書(その1またはその2)(直近分のもの)
    • 所得税確定申告書B(税務署の受領印が押されたもの)

以上が、IT導入補助金の申請方法と必要な書類についての解説です。

2.IT導入補助金の申請スケジュールと受付期間

この章ではIT導入補助金の申請スケジュールと受付期間について詳しく解説します。
IT導入補助金の申請スケジュールは、以下のとおりです。最新のスケジュールは公式サイトをご確認ください。

  • 前期:2023年4月1日から7月31日まで
  • 後期:2023年8月1日から1月29日まで

前期と後期の申請は、それぞれ別の公募になります。前期と後期で申請するIT機器やソフトウェアは同じでも構いませんが、同じIT機器やソフトウェアに対して重複して補助金を受けることはできません。前期と後期で異なるIT機器やソフトウェアを申請する場合は、それぞれの申請においてIT導入の目的や効果を明確に記載する必要があります。

受付期間は、それぞれの日の17時00分に締め切ります。受付期間内に申請書を電子的に提出する必要があります。受付期間を過ぎると申請書の提出はできませんので、注意してください。また、申請書の提出後は、申請内容の変更や訂正はできませんので、事前に確認やチェックを行ってください。
各枠の申請締切は以下のようになっています。

申請締切
通常枠(A・B類型)
  • 9次:2023年12月25日(月)
  • 10次(最終回):2024年1月29日(月)
セキュリティ対策推進枠
  • 9次:2023年12月25日(月)
  • 10次(最終回):2024年1月29日(月)
デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)
  • 14次:2023年12月11日(火)
  • 15次:2023年12月25日(月)
  • 16次:2024年1月15日(月)
  • 17次(最終回):2024年1月29日(月)
デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)
  • 6次:2023年12月25日(月)
  • 7次(最終回):2024年1月29日(月)
デジタル化基盤導入枠(商流一括インボイス対応類型)
  • 5次(最終回):2024年1月29日(月)

以上が、IT導入補助金の申請スケジュールと受付期間についての解説です。申請に関する詳細な情報は、IT導入補助金のポータルサイトや公式ホームページをご覧ください。

3.IT導入補助金の申請に関するよくある質問と回答

章では、IT導入補助金の申請に関するよくある質問と回答について詳しく解説します。

Q1. IT導入補助金の申請にはどのような条件がありますか?
A1. IT導入補助金の申請には、以下の条件があります。

  • 申請者は、中小企業や小規模事業者であること
  • 申請者は、IT導入補助金のポータルサイトに登録して、gBizIDを取得していること
  • 申請者は、IT導入の目的や効果、計画や予算、実施体制やスケジュール、成果報告の方法や指標などを明確に記載した申請書を作成していること
  • 申請者は、IT導入補助金の対象となるIT機器やソフトウェアを導入すること
  • 申請者は、IT導入補助金の受付期間内に申請書を電子的に提出すること

Q2. IT導入補助金の対象となるIT機器やソフトウェアはどのように選べますか?
A2. IT導入補助金の対象となるIT機器やソフトウェアは、経済産業省が公表している「IT導入補助金対象ソフト一覧」に掲載されているものに限られます。「IT導入補助金対象ソフト一覧」は、IT導入補助金のポータルサイトや公式ホームページで閲覧できます。「IT導入補助金対象ソフト一覧」には、IT機器やソフトウェアの種類や名称、ベンダー・サービスの情報、補助率や補助上限額などが記載されています。申請者は、「IT導入補助金対象ソフト一覧」を参考にして、自社の事業や課題に合ったIT機器やソフトウェアを選べます。

Q3. IT導入補助金の申請書の作成や提出にはどのようなツールを使えますか?
A3. IT導入補助金の申請書の作成や提出には、IT導入補助金のポータルサイトにあるツールを使えます。IT導入補助金のポータルサイトには、以下のツールがあります。

  • 申請書作成ツール:申請書の内容を入力すると、申請書のフォーマットに沿って自動的に作成してくれるツールです。申請書の内容は、マイページに保存できます。
  • 補助金試算ツール:導入するIT機器やソフトウェアの種類や数量、購入費用や導入費用などを入力すると、補助率や補助上限額を自動的に計算してくれるツールです。補助金の試算結果は、申請書に反映できます。
  • 申請書提出ツール:申請書を作成したら、このツールを使って電子的に提出できます。申請書の提出状況は、マイページで確認できます。

以上が、IT導入補助金の申請に関するよくある質問と回答についての解説です。

まとめ

今回の記事では、業務効率化やDXなどに向けたITツールの導入を支援する補助金として「IT導入補助金」の申請方法とスケジュールについて解説を行いました。
ご自身で申請することも可能ですが、すべての申請が採択されるわけではない点にご注意ください。
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